さあ、2月号の一般の級位の課題「枯樹賦」を臨書しましょう。稽古をするときの注意点を書いてみました。
■書く前に(もちろん書いているときも)
最初は文字の形を中心に、古典をよく観察します。また、半切の作品は、書かれている文字全部で1セットの作品です。各文字が大きすぎて自己主張しすぎないように、それぞれ譲り合って作品としてまとめます。
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さあ、いよいよ書いてみましょう。「うまく書こう」「昇級しよう」などじゃまな考えを払拭して、落ち着いて集中し白い紙に向かい練習してみましょう、とは思いますがなかなかそうはできません。でも、できるように集中しましょう。
■書くときには
行書は「画の連続性」が基本です。1画ごとに書くのではなく、一字一筆(1回墨をつけたら1文字書ききる)で書きましょう。はねや払いを勢いで書くと、とても「雑」な感じがします。細くするところは最後まで自分の意思で細くします。特に、今回の課題にはその部分がよく出てきます。
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■書いたら
作品は「本文+落款(署名+印)」で完成です。本文も署名も同じように練習しましょう。
みなさんは書道と取り組んで、一番楽しいときはどんなときですか。さっき練習したときより、先週練習したときより「上達する」と楽しいですね。そのためには、今練習した作品で課題を見つけ、次の練習でそれを克服することが大切です。課題の発見は上達のポイントです。
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