転勤される方へお世話になった感謝の気持ちをこめて、色紙を贈りました。
普通このような作品は「右から左へ」書きますが、現代的に誰にでも読みやすいようにあえて左から右へ書きました。
横手城南高校の剣道場正面に掲げたらかっこいいなぁ、というイメージで書きました。(五人の書展出品作品)
サイズ:全紙
釈文:開
未来を切り開くためには,枠にとらわれてはいけないときもあります。筆は超長峰を使い,字が紙からはみ出しながら運命を切り開くことをイメージして表現した作品。
サイズ:色紙
釈文:寿
「寿」にもいろいろな形があります。「寿」という字をいろいろな形で表現してみました。私たちも高校生も目指す幸せはそれぞれです。
サイズ:半紙(ランチョンマット)
釈文:室閑茶味清(室閑に茶味清し:部屋は静かで,茶の味わいが一層清々しい)
コーヒーをイメージしたうす茶の紙に,得意の行草体で書いた作品です。個展を開いたブランカはギャラリーカフェなので,その雰囲気を作品に込めました。
釈文:克己
剣道では相手とも戦いますが,自分とも戦います。どちらかと言えば,自分と戦う部分が大きいかもしれません。自分に勝てなくては,相手もに勝てません。
きりりと引き締まった黒の額に,白い紙に力強さの中にしなやかさがある文字で仕上げました。横手城南高校剣道場に掲げる作品。
サイズ:半切縦1/6
釈文:響
文字は紙の模様と余白に響きあい,中心よりもやや傍らに寄ることで和音の余韻をあらわそうとした作品。
サイズ:半切1/4
釈文:極
仮名用の料紙に超長鋒の筆で書いた作品。墨は青墨をベースにブレンドしたものを使用しました。この作品は秋田県横手市平鹿町にある「匠の味工房遊心庵」に展示しています。
サイズ:全壊紙
釈文:楽
「楽」という字は古代の神楽舞に用いる,鈴のついた楽器の形です。鈴を振って神を楽しませるところから,できた文字と言われています。それをイメージして古いタイプの漢字を使い、よりイメージを具体化するために着色してみました。
サイズ:A4
釈文:夢
最近,「夢」という字を好んでよく書きます。これは青く光る墨(メタリック書道液)で書いています。夢が輝いています。
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