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釈文:開
未来を切り開くためには,枠にとらわれてはいけないときもあります。筆は超長峰を使い,字が紙からはみ出しながら運命を切り開くことをイメージして表現した作品。
サイズ:色紙
釈文:生甲斐や 雪は山ほどつもりけり
以前横手城南高校で教鞭をとっていた作家石坂洋次郎のことば。明るいオレンジの紙にやる気を全面に出している躍動感あふれる作品。横手城南高校のすぐそばに「石坂洋次郎記念館」もあります。
サイズ:半切
釈文:寿
「寿」にもいろいろな形があります。「寿」という字をいろいろな形で表現してみました。私たちも高校生も目指す幸せはそれぞれです。
サイズ:半紙(ランチョンマット)
釈文:室閑茶味清(室閑に茶味清し:部屋は静かで,茶の味わいが一層清々しい)
コーヒーをイメージしたうす茶の紙に,得意の行草体で書いた作品です。個展を開いたブランカはギャラリーカフェなので,その雰囲気を作品に込めました。
釈文:克己
剣道では相手とも戦いますが,自分とも戦います。どちらかと言えば,自分と戦う部分が大きいかもしれません。自分に勝てなくては,相手もに勝てません。
きりりと引き締まった黒の額に,白い紙に力強さの中にしなやかさがある文字で仕上げました。横手城南高校剣道場に掲げる作品。
サイズ:半切縦1/6
釈文:おおきなせなかに夢を乗せ 未来に羽ばたく元気なまち
春を感じさせる明るいピンクの紙に,上部には光る青い墨(メタリック書道液)で新市名の「だいせん」を,したには新市のコピーを書いた新市の応援歌的作品。秋田県では市町村合併により,平成17年3月22日に「大仙市」が誕生しました。
釈文:響
文字は紙の模様と余白に響きあい,中心よりもやや傍らに寄ることで和音の余韻をあらわそうとした作品。
サイズ:半切1/4
平成17年4月6日は秋田県立横手城南高等学校入学式です。写真は校舎前に設置された看板です。新入生はご両親と一緒に、お友達と一緒にこの前で記念写真を撮っていました。
さあ、新しい生活の始まりです。
釈文:極
仮名用の料紙に超長鋒の筆で書いた作品。墨は青墨をベースにブレンドしたものを使用しました。この作品は秋田県横手市平鹿町にある「匠の味工房遊心庵」に展示しています。
サイズ:全壊紙
釈文:愛
Love me tender love me sweet
Never let me go
英字新聞風のラッピングペーパーに,光る紫い墨(メタリック書道液)で歌のテーマである「愛」を大きく,歌詞を原文のまま書いた作品。横手城南高校カウンセリングルームに飾っています。この釈文で紙を縦置きにした作品もあります。
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