さあ、いよいよ書いてみましょう。「うまく書こう」「昇級しよう」などじゃまな考えを払拭して、落ち着いて集中し白い紙に向かい練習してみましょう、とは思いますがなかなかそうはできません。でも、できるように集中しましょう。
■書くときには
- 行書ですので次の画へ次の画へと、連続して書きます。
- 払いやはねは惰性で細くしないで、自分の意思で細くします。
行書は「画の連続性」が基本です。1画ごとに書くのではなく、一字一筆(1回墨をつけたら1文字書ききる)で書きましょう。はねや払いを勢いで書くと、とても「雑」な感じがします。細くするところは最後まで自分の意思で細くします。特に、今回の課題にはその部分がよく出てきます。